モバイルデバイスの画面サイズの違いにより、QVGA携帯サイト(横幅240ピクセル基準)を見せるには2つの問題が生じます。
- VGA携帯(横幅480ピクセル)やスマートフォンでは表示が小さ過ぎる
- 画面幅が機種により異なるので、画像の折り返しが生じてレイアウトが崩れる
「オートレイアウト機能」は、ページ上のすべての画像を、その機種の画面幅に対する寸法を自動計算して変換するので、レイアウトをキープしたまま見せることができます。
機種ごとに異なる画面サイズを考慮して何種類もの画像を用意したり、出し分けプログラムを書く必要もなくなり、ページもワンソース、画像もワンソースでレイアウトの凝ったページを作ることができます。
携帯電話はPCやスマートフォンと違い、表示できるキャッシュ容量の上限があります。スマートフォン用に上限を超えるほどの画像を使ったページをフィーチャーフォンで見ると、エラー画面が表示されてしまいます。携帯サイトでは常にこのキャッシュ容量を気にして制作する必要があるので、スマートフォンレベルのリッチなページを携帯対応することはとても難しいことです。
「自動容量調整機能」は、ページ上のすべての画像を、その機種のキャッシュ容量以内に収まるようバイト数を調整して変換します。フィーチャーフォンで容量オーバーエラーが起きないので、キャッシュ容量を気にせずスマートフォンに合わせたきれいな高画質画像を使ったコンテンツが制作できるようになります。
インラインCSSにしか対応しない機種には、外部CSSファイル中のプロパティをHTML上にインライン展開します。外部CSSに対応する機種にはそのままCSSが使えます。スマートフォン用にCSS3のデザインを追加適用もでき、スマートフォン対応するのに特定キャリアのフィーチャーフォン向けの言語仕様に引きずられません。
標準的なXHTMLでコンテンツを制作できます。iモード用XHTMLの学習コストがないため敷居が低く、外部CSSとあわせて効率的で柔軟な開発が可能です。
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