2011年10月03日
株式会社シンメトリック(所在地:東京都渋谷区、代表取締役 坂田 和敏)は、スマートフォン基準のモバイル変換製品「ラウンドアバウト」が2.1にバージョンアップ。 IIS版の追加、CDNとの連携強化、WindowsPhone対応を行ないました。
これまでのLinux(Karnel2.6)に加え、WindowsServer2008R2に対応しました。
IIS版ではLinuxオリジナル版V2.1のフル機能に加え、クッキーエミュレーション機能を追加しました。
これにより、Windows構成のプロプライエタリなWebシステムにおいても、高速で強力なモバイル変換製品「ラウンドアバウト」をWindowsネイティブで利用できるようになりました。
IIS版の提供によって、Windows構成の多い金融分野などでの採用を推進していきます。
今回のバージョン2.1では大規模サイトではよく利用されるCDNとの連携を強化しました。
同一URLへのアクセスに対してデバイス毎に最適なコンテンツを出力するコンテンツ変換では、 CDNとの連携は原理的に困難です。ラウンドアバウトV2.1では、その原理的な課題を大幅に改善させる機能を新たに取り込み、大規模なアクセスに対してシステム自体を巨大化せずに、CDNで負荷を分散させることができるようになりました。
これにより、非常に高いピークのある大規模なECサイトやメディアサイトでの採用を推進していきます。
WindowsPhone7が2012年9月に発売されたことを受け、スマートフォン間の機種やOSの違いも吸収するモバイルコンテンツ変換のラウンドアバウトは早速WindowsPhone対応を行いました。
これによりiPhone,Android,WindowsPhoneというスマートフォンの違いを吸収するだけでなく、既存ケータイサイトをラウンドアバウトを利用してスマートフォン対応行なった場合も WidowsPhoneに対応可能となりました。
ラウンドアバウト製品サイト
http://www.symmetric.co.jp/roundabout/
シンメトリックは創業以来15年、進化し続けるモバイル端末に向けて、最適な情報発信をする製品開発を行ってきました。15年に及ぶ研究・開発によって、Durian/roundabout/sparrow.js/footprint/GeneCodeという幅広いモバイルソリューション製品群を生み出しました。この技術力を今後はモバイルに限ることなくWeb全体の発展に寄与すべく、市場に新たな視点を与えるソリューションを生み出し、企業に貢献していきます。
※プレスリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。