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スマートフォン対応:PCとケータイサイトを持っている場合

PCと携帯サイトを持っている場合、スマホ対応後もこれまで通り携帯をサポートしなくてはなりません。スマホは、使い方は携帯と同じ、能力はPC並みというデバイスであるため、4つの選択肢があります。

①スマホ専用サイトを開発し、PC/スマホ/携帯の3サイト
②モバイル(スマホ&携帯)サイトを開発し、携帯サイトは廃止し、PC/モバイルの2サイト(スマホ→携帯変換)
③携帯サイトを利用してスマホ対応し、PC/モバイルの2サイト(3キャリア変換)
④PCサイトを利用してスマホ対応し、PC&スマホ/携帯の2サイト(PC→スマホ変換JS)

スマホ対応の目的を追求するなら、スマホ専用(①)かスマホ⇒携帯変換(②)

スマートフォンを1つのメインデバイスと捉えてスマホ対応をするのであれば、スマホを直接ターゲットにする①又は②を選択することで、適切な操作性と情報量を持つ高いサービスレベルのサイトが実現できます。

スマホでしかできないようなWebアプリ(※)を実現するのであれば、開発&運用コストの課題は残る①の選択肢を選ぶしかありません。そうでないならば、②も選択可能です。②で開発される新たなモバイルサイトは、通常、廃止される携帯サイトの運用コストよりも小さくなります。

①と②に共通する課題としては、新規構築にはコストと時間が掛ることです。

※解説※スマホでしかできない機能とは?
スマホでしか実現できない機能としては、複雑なタッチインターフェースでの動きや、インクリメントサーチのようなフォームとスクリプトが連動するような機能など。 携帯でもドコモiモードブラウザ2.0以上の機種ではJavaスクリプトが利用でき、スマホしかできないと思われている機能も多くは実現可能です。しかし、ロースペック端末においては、スクリプトは使用できず、HTML/CSSなどの表現力も大きな差が存在します。

とりあえずでも即対応したい時には、3キャリア変換(③)やPC⇒スマホ変換(④)

特に機種変更したユーザーからスマートフォンに変えたらサイトが見難くなったというクレームが多く寄せられる場合、本格的なスマホ対応の前にまずはサービスレベルの低下を防ぐ措置が必要となる場合があります。

スマホではPCサイトを見せている場合には、PC→スマホ変換JSが選択できます。また3キャリア変換を元々導入しているサイトでは、その製品やサービスがある程度のことをしてくれます。これらの場合、既存サイトへの追加措置だけで、とりあえずスマホ化できるので、本格的なスマホ対応の方法は、その後にじっくり検討することができます。

★携帯サイトをスマホ対応するJavaスクリプト【sparrow.js(スパロウ.js)登場!】

携帯サイトをスマホ化するのは、一時的な対応であるため、 手間やコストを掛けず、システムに変更を加えずに行いたいものです。3キャリア変換が入っていない場合に、携帯サイトのスマホ化だけの為に3キャリア変換を入れるのは、あまり得策ではありません。

得策でないのは、モバイル全般のノウハウを持っていれば、本質的にスマホは高性能なので、携帯サイトを見ることが可能であるためです。

そこでシンメトリックが新たに用意したツールが、【sparrow.js(スパロウ.js)】です。【sparrow.js】は、携帯サイトの一時的なスマホ対応ですが、スマホのCSS利用/スマホブラウザ制御/スマホ&携帯出分け/絵文字スマホ変換など、高度な機能も備えているので、一時対応のベストソリューションとなるでしょう。

★sparrow.jsは”無料ツール”

sparrow.jsの実体は、Javaスクリプトです。Javaスクリプトが使えない携帯のサイトだから、Javaスクリプトでスマホ対応をするという、逆転の発想で携帯サイトをスマホ化します。

サイト運営者はスクリプトタグをページの先頭に差し込むだけで、携帯サイトがスマホ化します。また、様々なカスタマイズを自ら行えるようにしています。一見、【sparrow.js】で導入すれば、サイトによっては本格的なスマホ対応をしたようになります。

sparrow.js】は、無料で提供されます。またスクリプトであるため導入が非常に容易です。システム構成やURLも変化しません。変換内容は、全て自らコントロール可能です。そしてモバイル変換の専門企業であるシンメトリックによって保守されます。

 拙い選択は、 3キャリア変換が入っていないサイトにスマホ化の為に3キャリア変換を導入する方法です。中途半端にコストをかけて、本格的なスマホ化ができず、携帯サイトの維持にも悪影響が及ぶ恐れがあります。

今の携帯サイトをベースに、しっかりとしたスマホ対応をしたいなら、スマホ⇒携帯変換(②)

sparrow.js】の隠れた価値は、今後衰退していく、従来の携帯サイトに手間をかけてスマホ対応しても、結局本格的なスマホ化できないので、かけた手間やコストや時間をいづれ捨てることになることを防ぐことにあります。

①②の方法は、基本的にリメイクすることを前提にしており時間とコストが掛り、③④は一時的な対応でコストを掛けるべきではないものだとすれば、その中間として、段々と着実にスマホ化をしていく方法もあります。

実は、スマホ→携帯変換では、携帯サイトをベースにすることが可能です。画像などは携帯用で揃えているが、アプリケーション全体として質の良い携帯サイトであり、サービスの本質を変える必要はなく、全体的にグレードアップすることでスマホ化もしたいのであれば、スマホ→携帯変換を導入が選択肢として挙げられます。

携帯サイトに、スマホ→携帯変換を導入することで、そのサイトを本格的なスマホ化可能サイトにすることができます。サイトの重要なページからスマホ化することで 徐々にスマホ化を行うことが可能です。

全3回のまとめ

PCと携帯の2つのサイトがある時、対応を判断するにはいくつかの方向性を明確にすることで、その対策は決まってきます。

これまでの内容を表にまとめたので、適切な対応方法の選択の参考にしてみてください。

フリック操作でページを切り替えるなど、JSを使ったスマホ独特のUIを実現したい。PC/スマホ/携帯の3つのサイトを運用できる。 ① スマホ専用サイトを開発
スマホらしいサイトを作り、今までの携帯サイトの運用は残したくない。スマホと携帯を一本化して、PC/スマホ(携帯)の2サイト運用でいきたい。 ② スマホ→携帯変換
スマホらしいサイトを作るにあたり、現在の携帯サイトをベースにしたい。PC/スマホ(携帯)の2サイトを運用。 ② スマホ→携帯変換
スマホ対応済の3キャリア変換ソリューションを導入して携帯サイトに投資したので、これを活かしてスマホ対応し、PC/携帯(スマホ)の2サイト運用。 ③ 3キャリア変換を利用
PCサイトを流用することで、迅速かつローコストでスマホサイトを実現したい。PC(スマホ)/携帯の2サイト運用。 ④ PC→スマホ変換
携帯サイトを流用することで、迅速かつローコストでスマホサイトを実現したい。PC/携帯(スマホ)の2サイト運用。 携帯→スマホ変換
“sparrow.js(スパロウ.js)”

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