書き間違いに注意!<link rel=”canonical”>タグの意味と記述方法

検索エンジンに正規化URLを伝えるための記述である<link rel=”canonical”>タグ。通常、SEO対策としてHTMLに記述するタグですが、指定方法を間違えると、何とそのページが検索結果に表示されなくなってしまいます。

canonicalタグとは

まず、canonicalタグを簡単に説明すると、「ほぼ同一の内容を表示するURLが複数存在する場合、基準URLをどれか1つに決めて検索エンジンに教えてあげる」ためのタグ。ページランクが下がるのを防いでくれたり、検索ユーザーの利便性を向上できるとのことです。

書式は以下のような感じ。

  • <link rel=”canonical” href=”正規化URL”> が基本
  • 正規化URLは絶対URLで記述
  • <head>タグ内に記述
  • 1ページに2つ以上canonicalタグを記述しない

そして、正規化URLについては以下の注意点があります。

  1. 正規化URLと当該URLはコンテンツの大部分が一致するべき
  2. 正規化URLが実在することを確認(404は絶対ダメ)
  3. 検索結果には正規化URLが表示される

特に注意が必要なのが3番目。canonicalタグの指定は、検索結果にも影響を与えるのです!

正規化URLを間違えたら・・・

例えば、ページAのURLが http://example.com/AAA.html で、次のようなcanonicalタグが指定されているものとします。

<link rel="canonical" href="http://example.com/AAA.html">

一方、ページAとはコンテンツが全く異なるページB(http://example.com/BBB.html)があり、ページBでもページAと全く同じcanonicalタグが間違って指定されているものとします。

<link rel="canonical" href="http://example.com/AAA.html">

この場合、ページBに含まれるキーワードで検索しても、検索エンジンはページBを検索結果に表示しません!その代わり、ページAが検索結果に表示されます。なぜなら、検索エンジンはページBの正規化URLである http://example.com/AAA.html を検索結果に表示するURLと認識するからです。結果、ページBは検索結果から削除されることに・・・。

このように、正規化URLを間違えると、ページランクのダウンどころではなく、検索結果に表示されないという大きな影響を受けてしまうので注意が必要です。

まとめ

canonicalタグが正しく記述されているかどうかをチェックするツールもあるようですが、上記のように別コンテンツのURLを指定した場合などは検出できないじゃないでしょうか。

間違えたくないcanonicalタグ。だからこそ、canonicalタグを書こうかなと思ったときは、「必要なページだけに限定して記述する」「canonicalタグを自動生成する」「canonicalタグではなく、301リダイレクトで正規化する」も検討したほうがよさそうですね。

参考: